大学ではラクロスサークルに入りました
大学一年生の時はバイトもバリバリ掛け持ちしていました
部活はハードで体のぶつかり合いは当たり前でした
しかし飽き性の私は3か月でやめてしまい
次はダンスサークルに入りました
ブレイクダンスは中学高校時代にyoutubeでナイナイの岡村がやっていたので
もともと興味はありました
いざ入った直後、気胸が発症しました
しかしそれまで発症したこともなく
親もなったことはないとのことで無知でした
なんとなく息苦しく
歩いただけで10キロ走った後のような呼吸になります
思いっきり呼吸が出来ず
力が抜けるような感覚
バイトは4階建ての居酒屋
階段がものすごく苦しかった記憶があります
いつもとおかしい自分に
疲れか風邪だろうと思っていました
しかし流石に気になり最寄りの呼吸器外科に行きました
自転車で行きましたがおすすめはしません
先生にすごく心配されました
レントゲンの結果
2割ほど右の肺が縮んでいました
ラクロスをやめてから1か月以上たち
まだブレイクダンスも全然していない状況だったため
診断結果は『自然気胸』でした
このときは2割程度の縮小だったため実家での安静で治りました
3~4週間は家で犬と戯れたりゆっくり買い物をしたりなど
激しい運動は出来ませんでした
しかしその2か月後に再発します
バイトも復帰しダンスもバリバリして背中から落ちることもありました
胸を打つことで穴が開いてしまう場合もあるためヒヤっとしました
しかしそんなことではなかなか開かず
学祭を迎えました
出番は1年生のため数分だけであったが
三日間あり毎日踊ったり設営をしたりした
二日目の午前歩いてベンチに座るまでは何ともなかったが
立ち上がったとたん再び胸の変な感覚がいきなり蘇りました
2回目だったためすぐに気づいてゆっくり歩いて先輩のもとへ
あまり動かない係に変更してもらい
数分だけなら踊っても大丈夫だろうという気持ちでその日はこなしました
3日目も息苦しかったが何とか低燃費で踊りきり
大好きな先輩もいたため2次会まで参加しました
しかし次の日の夜とても寝付けませんでした
横になってもしんどい
座ってもしんどい
熱もありそうで
よっぽど救急車を呼ぼうとしたが
また自宅療養となると大学の授業に後れを取ってしまうとおもい
掛けれませんでした
昼にはなんとなく病状は落ち着きました
また次の日の夜
先輩からのみの誘いがありました
次の日が早い授業にもかかわらず酔いつぶれてしまい
大事な授業に出られなかったため
病院に行き診断書をもらって公欠にしようと考えました
呼吸器ならまた自宅療養などで確実にもらえるだろうと思いました
診断結果はもちろん気胸の再発
30%の再発率というだけあって驚きはしなかったです
しかし今回は訳が違います
右の肺がほとんど拳ほどにしか膨らんでおらず
左の肺のみで呼吸している状態でした
直ちに大きな病院へ紹介され
緊急入院を強いられました
親も駆けつけ大騒ぎ
応急措置で肺にわき腹あたりから管を差し込んで肺をある程度膨らませました
手術は必須ではなかったが2か月での再発は今後非常に困るため
手術することになりました
手術はカメラなどを入れてあまり傷が残らないような手術でした
一週間の入院を経て退院でき思ったより順調に回復しました
流石にバイトとダンスは1か月ほど控えました
半年後の経過観察もクリアし
現在に至るまで2年半一度も再発していません
たまに傷がうずいたり
呼吸のしずらさがあると病院に行きますが
再発はなく
ただの風邪だったりします
傷跡は2~3センチが3つ右のわき腹にありますが
裸になってもほとんど気にならないです
少しボコッとはしていますが邪魔にもならないです
たばこはもともと吸ってもいませんし今も吸ってません
後々話を聞くと父の父のあたる祖父が20代の時なっていたようです
肺に風船ができやすい遺伝であり
必ずしもその風船が爆発するわけではありません
原因は不明で
父はスモーカーでしたが一度も発症していません
運ですね
質問などあればどうぞ気軽にお尋ねください