先日、Tiktokにて『フリーランスエンジニアにまともなやつはいない』という動画を見ました。
その時は「確かに自分も一度休職してる身だし、まともじゃないかもなぁ」と思いましたが、あとからふつふつと怒り?が湧いてきたのでまとめてみました。
1. 正社員側の意見
・正社員エンジニアを続けることは難しい
・技術力や人間関係、昇進など様々な総合力が必要
・それに比べてフリーランスはそれが続けられなかった人
・技術力も中の中でもなれる。なれてしまう
・技術力が強い人は正社員で続けている
(Tiktokerの意見)
2. フリーランス側の意見
・会社員を辞めることがそもそもリスクであることは承知
・自分で尖らせたい分野がある
・自分のペースで仕事ができる(スローペースだけでなくハイペースでも)
・責任感を持てる
・会社の無駄な人間関係を維持しなくて済む
・場所にとらわれない
3. 私の意見
私は今海外に来て働いています。様々な働き方を目にして感じたこととしては下記です。
・日本の正社員は仕事をしなくても安定して給与がもらえる
・プログラマーやシステムエンジニアは特殊で技術があればあるほどいい
・好きな分野の仕事ができることの幸せ
・自分で選んだ仕事と与えられた仕事
・まとまった休暇を取る
・会社の人と仲良くする必要性
・将来性
と様々あります。
ただこの評価基準はその人の「人生の目標」や「軸」によって変わると考えられます。
例えば、結婚など興味がない人で自分の安定した仕事や人に自慢できる仕事をやる必要がない人はフリーランスで得意な分野で稼いで自由に過ごす。ある種ヒッピーのような生き方です。
そんな方には「将来性」はそれほど重要ではないですね。
一方、結婚を見据えている人は安定してお金が必要になります。安定した地位を築いて周りともうまく歯車を合わせる。時にはやりたくない仕事もこなす。
ここからは私がフリーランスを選んだ理由です。
「時は金なり」という言葉があります。自分の時間を何に使うか。時間というものを一番大切に扱っていく必要があると考えています。人生の中でこの人とは合わないという人が何人か出てきます。その人に割いている時間はない。その人のことで悩んでる時間はない。自分の好きなことをしている時間を増やしていくこと。好きなことは伸びていく。伸びたところがお金になると天職になる。
もう一つ「死ぬ時に後悔しないか」を迷った時におもいだすようにしています。大げさかもしれませんが、人はいつ死ぬかわかりません。その時の数秒で「あ〜これしておけばよかったな」「もっと自分に素直になっておけばよかったな」などを思いたくないです。満足いく人生にするために本気で考えているからこそ選んだフリーランスの道です。
正社員をしていた時期はなんとなく働いていればお金はもらえたけど週末に贅沢な旅行などはできません。好きでもない仕事やつまらない上司との会合がたくさんあって、公私共に会社の人と関わっている感覚でした。一日の起きている時間のほとんどを”会社のこと”で埋める。その時「自分ななんのために生きているんだろう。このままテキトーに結婚して働き続けるんんだろうな」と考えました。もちろん結婚してたくさんの家族がほしいです。でもまだその時期ではないなと考えました。散々自分を幸せにしたあとに他人を幸せにしたい。逆を言うと自分を幸せにできないのに人を幸せにできるはずがありません。親孝行のための結婚や出産という考え方も人を道具のように扱っていて嫌いです。自分に嘘をついて生きていくことは苦しいです。それこそ死ぬ時に公開するでしょうから。
長くなりましたがまとめると・・・
何を幸せとするか
これに左右されます。
ぜひ皆さんの目標、人生観、結婚観などを改めて考えてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は将来正社員に戻る予定です